しぐさ・気持ち

インコの視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚。5感で感じる快・不快。

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インコにも人間同様に次の五感があります。
 

  1. 視覚(見て感じる)
  2. 嗅覚(臭いを感じる)
  3. 味覚(味を感じる)
  4. 聴覚(音を聴く)
  5. 触覚(触れる感覚)

 
この記事では
 

  • インコの五感の特徴
  • インコの快・不快

これらのことを主に解説しています。
 
 

最も発達した視覚

視覚にも見るというだけではなく、色覚といって色を判別する能力もあります。

5感のなかでも視覚は最も発達した器官といわれています。
 
 

視力は人間の3〜4倍

インコの視力は人間の3〜4倍あると言われています。

日本人の視力は良くても2.0くらいが一般的なので、8.0はあるのでしょうか。

人間といっても自然のなかで狩などしている部族はもっと視力が良いですよね。

人間の視力の4倍といっても、どのくらいの視力を基準にしてるのかっていう疑問が残ってしまいました(笑
 
 

インコの眼の位置

インコの眼はほぼ真横(やや前方)の位置にあり、広い視野角を持ちます。

人間の視野角は広くても200度までとされていますが、インコの視野角は最大で330度あるとされています。

自然界では捕食される側として襲われることが多いため、このように広い視野角を持つのでしょう。
 
 

優れたピント調整

私たちの目には視細胞が集まっている場所が1箇所しかありませんが、インコには2箇所あることがわかっているそうです。

これはどういうことなのかというと、近くのものにピントを合わせていながら、遠くのものにもピントを合わせてみることができるということになります。

さらにはピントの幅も広く、すごく近いものからすごく遠くのものまで小さいものであっても見分けることができるのだそうです。
 
 

視力は良いが暗闇は苦手

視力の良いインコですが、夜など暗闇は苦手です。

人間も夜は暗闇に目が慣れるまでに時間を要しますが、インコはそれ以上に時間がかかるそうです。

視覚に関しては、視力は良いが夜は苦手だということを覚えておきましょう。
 
 

色を認識する色覚も

色覚とは色を判別する能力です。

じつは色を認識できている生き物は少なく、哺乳類のなかの霊長類と鳥類だけだといわれています。

鳥にはオスとメスで色が異なる種類も多くいます。美しい色をしている鳥が多いのも、色合いで雌雄を見分けているのかもしれません。
 
 

乏しいインコの嗅覚

インコに限らず鳥類は全体的に嗅覚に乏しいと言われています。

鳥の中でも唯一嗅覚が発達しているのが分かっているのがニュージーランドに生息するキーウィです。

インコサイトなので詳しく触れませんが、キーウィは地中からの臭いを察知して餌をとることができるそうです。

とはいえインコにも鼻孔があり臭いを感じる嗅覚細胞も持っています。

つまりインコもまたく臭いを感じていないわけではないのです。

嗅覚に乏しいインコですが、揮発性の物質(アルコール・灯油)や煙などの臭いには敏感なので、どうしてもそんな臭いが発生する場合はインコを避難させてあげましょう。
 
 

人間よりも味覚細胞が多い、グルメな味覚

インコも人間も「味蕾」という細胞で味を感じ取ります。

人間には舌だけに味蕾細胞を持ちますが、インコの味蕾細胞は舌·上あご·喉の基部にまで存在しています。

普段の飼育でも同じ穀物であってもメーカーが変わると食べてくれなかったりすることもあり、そういったところからも味覚を認識しているといえると思います。

味覚で覚えておきたいことは、味蕾細胞が舌以外にもあって人間よりも敏感かもしれないということです。
 
 

聞き取れる幅が少ない聴覚

私たちは外耳、(耳殻)があり周囲の音が上手く耳孔に集まるようにできていますが、インコには見た目通り外耳は存在せず、耳孔が空いているだけです。

そのため、広範囲の音を聴きとるためには頭の向き・耳孔の向きを変えて音を耳孔から取り入れなければなりません。

インコにも聴覚がありますが、聞き取れる音の幅・音域が狭いことがわかっています。
 

  • 人間は20Hz~20KHzを聴きとる
  • インコは100Hz~10KHzを聴きとる

 
なんとなくインコ・鳥のほうが聴覚が優れていると思っていましたが、そうでないことを知ったときはなかなかの驚きでした。

しかしインコたちもさえずりでコミュニケーションをとっていることも分かっており、人間より聴覚が発達していなくても普段の生活で困るようなことはないようです。

また野生のインコは集団で生活をしており、普段からコミュニケーションを好むようです。

それは飼育されているインコも同じで、音・声を使ってコミュニケーションをとりたいと思っており、相手が人間であっても交流をしたいと思うそうです。
 
 

触られるのにも快・不快がある触覚

インコは何かに触れたらその感覚は羽毛を経て皮膚に伝達され、神経を経て脳へ伝わります。

もちろん温度を感じる温覚や痛みを感じる痛覚も持っています。

ただし温覚と痛覚を感じる細胞は人間に比べると割合的に人間よりは少ないそうです。

もちろん触られるのが嫌な部位もあり、快・不快を感じることができます。

また、食べれないものを誤ってくちばしを介して口に含んだとしてもすぐに吐き出しています。

これはクチバシにも触覚・感覚器のようなものが備わっているといえるのではないでしょうか。
 
 

インコの快と不快

インコの5感について解説してきました。
次に5感による快・不快について考えてみましょう。
 
 

特定の色を好むインコも

カラーペレットでは鮮やかな色合いをしていますが、これは見た目のカラフルさを私たちに見せるだけではなく、インコへの刺激としてわざといろんな色を混ぜているそうです。

ときどき特定の色のペレットばかりを好んで食べる個体もいますが、味はもちろんですが好みの色があるのかもしれませんね。
 
 

触られて快・不快を感じる場所

私たちにもマッサージなどで気持ちいいと感じる場所と、同じような刺激を受けても痛みや不快を感じる場所があるように、インコも快もあれば不快も感じます。
 
 

なでられるのが快いところ

個体差がありますが多くのインコは頭や耳あたりをなでられると喜びます。

背中や胸などをなでられる個体もいますし、手に包まれるようなことを好むインコもいます。

注意したいのは、気持ちいい場所ををあまり触りすぎると、とくにメスの場合は飼い主に発情してしまうこともあります。

なでられるのが好きな場所を触られていると、眼を閉じて眠くなったような素振りをみせることもありとてもかわいいです(^^♪。
 
 

触られると不快な場所も

インコにとって翼は大切なものですし、翼を広げられたりという行為は好まない個体が多いです。

また尾羽・尻尾周りやおしりの周辺などを触られるのを嫌がることが多いので気をつけましょう。

不快な場所を触った場合、急に触るとびっくりするような様子を見せたり攻撃的な声を出すこともあります。

スキンシップをとるときはインコの様子を観察しておきましょう。
 
 

コラム:インコは鳥目だから夜は動かない?

鳥目とは夜になるとほとんど視力が聞かないことを言います。

よく聞くのはカラスとフクロウで、昼間はカラスがフクロウをいじめ、夜はカラスよりもフクロウのほうが優位に飛び回れるというようなものです。

この記事でインコは夜はあまり視力が効かないことを言いましたが、じつはそれは夜行性の動物でも極端に大きくは変わらないそうです。

視力が良いから夜に飛び回れると思われがちですが、見えているのではなく感じることができているから夜でも飛び回ったり小さなエサをとることができるようです。

くわしいことはわかりませんが、例えばコウモリであれば普段から暗い場所に住んでいて夜行性のため、かえって視力は退化していることがわかっています。

それを補うために超音波を発するなどして獲物や障害物などの位置を把握しています。

インコは視力と味覚がとくに発達していますが、嗅覚と聴覚は人間よりも敏感ではありません。

これは視力と味覚が長けているからこそ鈍感になってしまったのかもしれませんね。
 
 

  • この記事を書いた人

meganuma

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