インコとは

インコの体の部位の名前と特徴。鳥特有の特徴も解説。

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インコとこれから長い期間一緒に生活していくことになるので、体の部位の名前や役割はもちろんですが、体内の独特の器官な体の構造もある程度特徴を把握しておきべきでしょう。

空を飛べるためにインコ(鳥)の体は地上だけで生活する動物とは大きく異なるところもあります。

全身が羽で覆われていることはもちろんですが、内臓や骨はとくに空を飛べるように大きな特徴があります。

この記事ではインコの外観的な特徴だけではなく、鳥ならではの特徴のある器官や骨なども紹介しています。
 
 

インコの外見・外観。各部位の名称と役割について。

まずはインコの外見・外観、各部位の名称下の図を参考にチェックしてみましょう。
 
インコの特有の部位としては尾羽、上羽筒、下羽筒、風切羽、雨覆、ふ蹠、ろう膜、チークパッチ、耳羽などがあります。
 

オス・メスの判断材料にもなる「ろう膜」

ろう膜は上クチバシのつけ根を覆うようにあり、「鼻」も覆われるため穴が2つ開いています。

ろう膜は性ホルモンの影響により、オスとメスで色が異なってきます。
おう膜はクチバシのつけ根にあり、鼻に覆いかぶさるように存在します。そのため鼻腔を確保するために二つの穴があります。メスとオスで色の違いがあります。
インコの種類にもよりますが、だいたい次のように分かれます。

  • オスはピンク色~青色
  • メスは白色~肌色

とくにメスでは発情期になるとろう膜は茶色くなり、より膨らんだようになってきます。

また、病気でも腫れ上がったりすることもあり、健康状態を把握するための一助となることもあります。

腫れ上がることで鼻腔をふさいでしまうこともあるので、普段の状態も観察してあげたいですね(^^♪
 
 

チークパッチは模様の名前

チークパッチはその部分の模様の名前でしかありません。
 
頬の部分にある模様をチークパッチと呼びます。
 
チークパッチは本人たちからすれば重要な模様であり、なにかしら大切なものなのかもしれませんが、
生きていく上ではとても重要というものではないようです。
 
 

耳羽は耳を守る羽

鳥類には私たち人間のように外耳(いわゆる耳?)がなく、穴がぽつんとあるだけです。

その耳穴を守るためにあるのが耳羽です。

耳羽とその他の羽の判別が難しい種類もいますが、インコの場合は比較的わかりやすいです。

耳の病気になったりすると耳からの浸出液などで耳羽部分が汚れることもあるので、そういったものに気付いたら動物病院へ連れていきましょう。
 
 

翼の羽

翼の羽も部位ごとで細かく分かれますが、大きくふたつに分類して解説します。
 
 

飛ぶのに重要な風切羽

風切羽は翼の骨から直接生えている最も大きくて上部な羽で、飛ぶのにいちばん重要な役割を担っているようです。

たまに屋外で大きな立派な羽を見つけることもありますが、それは風切羽です。
翼の部分には大きな羽が生えています。この大きな羽を風切羽と呼ぶ。それを覆うようにある小ぶりな羽が雨覆と呼ばれる羽。
 
 

雨覆翼全体で受ける風の流れを整える

雨覆にも部位によって名称は細かく分かれますが、飼育するうえでそこまで熟知する必要はないので「雨覆」でまとめています。

雨覆は風切羽の根元を覆うようにかぶさっており、雨を避けるというよりも羽全体に当たる空気の流れを整えているそうです。

風切羽を覆うように生えていることから、内側に生えている風切羽を雨覆で外側から囲い、風切羽をより頑丈に支えていると思われます。
 
 

尾の羽

尾の羽は尾羽と尾筒に分かれ、尾筒はさらに上尾筒と下尾筒の二つに分かれています。
 
 

尾羽は飛行姿勢を安定させる

尾羽は尾の骨に直接的に付着している丈夫でおおきな羽です。

飛ぶときには飛行姿勢を安定させたり、右へ左へ曲がるときには舵の役割を担います。
また、ブレーキ・速度を落とすための役割もあります。
尾に生える大きな羽を尾羽、その根元を覆うように生える羽が尾筒です。
形状としては長く平べったい形となっており、鳥の種類ごとに特徴的な美しい模様をもつものもあります。
 
 

上尾筒と下尾筒は尾羽を支える

尾羽を上下から包むように生えており、上にあるものを上尾筒・下にあるものを下尾筒と呼びます。

これらは長い尾羽を包んで尾羽をしっかりと支える役割をもっています。
 
 

ふ蹠は短パン??足を守っているらしい。

インコに限らず鳥の足って簡単に見えるものですが、普段目にしているのは人間でいえば膝から下部分から先にあたる場所です。
ふ蹠は足のつけ根周辺を覆う羽です。鳥の足は見えている部分だけではなく、ふ蹠の中にも太もも部分にあたるところが隠れています。
つまりふ蹠は太ももを守るためにはくような短パンのようなもの?のようです。

実際飼育してみるとわかりますが、ふ蹠に覆われている足の部分は思ったよりも長いです(笑)。
 
 

頭部の冠羽は感情表現も兼ねる

冠羽はオカメインコやその他のオウムなどの頭部にある特徴的な羽です。
 
一部のオウムやオカメインコには、特徴ともいえる冠羽が頭にあります。
 
冠羽を上げ下げして角度をつけることでコミュニケーションを図っていると考えられています。

また、相手を威嚇するようなときには羽を立て、より体を大きく見せようとします。
 
 

インコの器官と特徴

次に目視できない内臓や骨格など、インコやオウムなどにある器官とその役割などを紹介します。
 
 

鳴管があるから声が出せる

インコやオウムなど鳥には気管と肺の間に 鳴管 とよばれる器官があります。
 
鳥の気管と肺の間には鳴管というものが存在します。呼吸と同時に鳴管を震わせることで鳥は鳴き声を出します。インコなどは鳴館が発達しているため上手に話すことができます。

インコやオウムが他の鳥よりもはっきりと人間の言葉を真似してしゃべることができるのは、この鳴管がとても発達しているためです。
 
 

飛べるように特化された骨格

インコなどの鳥は翼を動かして飛ぶため、大胸筋がとても発達しています。
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その筋肉を支えるように「竜骨」という大きな骨があります。

人間の骨は内部に骨髄などが詰まっていますが、鳥は飛ぶために骨さえも軽量化されています。

全ての骨ではありませんが、ほとんどの骨が中空(中が空っぽ)となっています。
その代わりに、内部にはつっかえ棒のように沢山の柱となるものが存在して強度を保っています。
 
 

多機能な羽毛

もともと軽いインコですが、全身を覆う羽は体重の1割程度の重さがあります。

羽には次の2種類があり、それぞれ異なる役割があります。

  • 正羽は表面にある大きな羽で、水を弾く役割と空を飛ぶ役割がある。
  • 綿羽は皮膚表面にある細かい羽で、空気の層を形成して防水や保温の役割がある

 
 

排泄機能に優れた消化器

鳥の食道の途中には「そのう」と呼ばれる袋状の器官があり、飲み込んだ食物をふやかして消化しやすくする働きを持ちます。

胃が2つあるのも特徴の1つです。
1つ目の胃袋では食べたものを消化液で消化する働きがあり、2つ目の胃袋では硬いものをすり潰すような役割があります。

胃で消化された後は小腸で水分吸収され、大腸へ繋がります。

人間と大きく違うのは大腸が短くて膀胱がないことです。

そのため排泄物は腸に滞在することなく、尿も肛門から分と一緒に排泄されます。

鳥のフンといえば黒い部分と白い部分がありますが、黒い部分がフン・白い部分が尿と判別されています。
 
 

体温調整できる呼吸器

呼吸器といえば気管や肺のことだと思いがちですが、鳥には「気のう」という独特の器官が全身に備わっています。

鳥は小さい体で翼を動かし続けるため多くの酸素を消費し、一般的な呼吸だけでは酸素が不足します。

そこで大切になるのが「気のう」です。

全身に広がる「気のう」はポンプのような役割があり、飛ぶために必要となる酸素を送り続けることができるのです。

また、インコは発汗することができないため、「気のう」で空気を通すことで体温を調整しています。
 
 

防水効果を高める尾脂腺

鳥の腰のやや上方には、脂を分泌させる線腺が存在します。

分泌されるだけではあまり役に立ちませんが、鳥が毛づくろいをすることで脂成分が全身にいきわたります。

これによって雨・水ぬれを予防することができるのです。
 
 

コラム:人間とインコって本当に違う

この記事では鳥、インコやオウムの体の特徴や器官について解説してきました。

人間が声を発するのとインコが声を発するのとでは、その仕組みが全く異なることや、全身に酸素を取り込む器官があることには意外性というか、驚きを感じました。

骨格というか骨の構造も全く異なりますが、「さすが飛べるように進化した体だ!」というべきなのでしょう。

鳥は人間に比べると消化機能が弱いようですね。

鳥用に作られたエサなどは当然そこらは考慮してあると思いますが、もし私たちが食べるようなものを与える時には、消化機能が弱いことを考慮してあげましょう。

与える・食べ物については下記記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
 
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meganuma

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